本記事のテーマは「やってみたら意外に出来ちゃう」壁紙剥がして漆喰復活!天然建材5000年の歴史
素人でも漆喰は塗れます。筆者も初めてでしたが綺麗に塗る事が出来ました。ただ、最後までやり切る覚悟が必要です。そして、なぜ今漆喰なのか!その理由は著書「漆喰復活」にあります。自然素材で体にも優しい漆喰。しれば知るほど復活させたい。そんな素材なんです!
自分でリフォームしたいけど、作業手順や必要道具など最低限の準備と心構えを知りたい。実際に自分で塗って失敗したらどうしようと思っている人に向けてこの記事を書いています。
材料の準備(最低限)
- 漆喰
- コテ(漆喰を塗る道具)
- コテ板(漆喰を乗せる)→※安い板で自作しました。
- ひしゃく(漆喰をすくう)
- バケツ(水を入れる)
- ぞうきん(掃除用、壁紙剥がし用)
- 養生テープ(剥がし易いテープ)
- コロナマスカー(テープと養生ビニール一体型)
- カッターナイフ(壁紙剥がし用)
- 霧吹き(壁紙剥がし用)
- スクレイパー(壁紙剥がし用の金属ヘラ)
色々調べましたが、下塗り用の漆喰は使わなくても出来ます。仕上げ用だけで綺麗に仕上がりました。漆喰18kgが15,000円前後、5kgが4,000円程で、細かい道具を揃えても6帖の部屋で25,000円もあれば揃います。※コテ板が意外に高かった印象です。僕は安い木の板で自作しました。
メインの漆喰も色々な業者が出していますが、僕はホームセンターでも売っている「漆喰うま〜くヌレール,仕上げ用」を使用しました。適度な粘りと滑らかさが有りそのまま直ぐに塗れるのでお勧めです。※水を加えたりしないので便利。
部屋の大きさと壁紙面積にもよりますが
初め一番小さい6帖(9,72㎡)の部屋を塗りました。丁寧に2度塗りしたため、漆喰18kgで少し足りなくなってしまい+5kgの漆喰を購入し半分余るくらいで仕上がりました。焦らず1週間かけて仕上げました。
やっているうちに段々と上手に薄く均等に塗れる様になります。
8,7帖(14,18㎡)の部屋はゴリゴリ薄く一度塗りで仕上げたかった事もあり18kgで塗り切ることが出来ました。(材料を買い足したくなかったため少しケチりました) 2度塗りならプラス18kgは欲しいです。この部屋は一人で丸1日使い一気に仕上げました。自分でもびっくりです。僕の場合、朝から晩までかけて休憩も入れて18時間ほどで完成しました。
問題は壁紙です。壁紙を剥がす方が漆喰を塗るよりも2倍大変です。
壁紙の上から漆喰を塗る方も居るようですが、せっかく漆喰の壁にするのに、下地が壁紙という名のビニール素材だと、漆喰の効能(湿度調整や通気性)がビニール素材で邪魔され壁が呼吸出来ないので漆喰力が半減してしまいます。
大変ですが壁紙(ビニール)は剥がすことを僕はお勧めします。
壁紙の剥がし方「2度剥がします!」
- カッターで切り込みを入れる。
- 切り込み部分から指で剥がしていく。
地道な作業ですが、これで外装部分を剥がします。
次に壁紙の粘着層を剥がします。コツはバケツと雑巾、霧吹きも使います。粘着ノリは水に浸すと溶けて綺麗に剥がすことが出来ます。
壁紙を剥がし終われば、後は必要な養生をして思いっきり塗るだけです。コテで塗ったり素手で塗ったり自分で塗るのは楽しいですよ。
やる気が出た時ぜひチャレンジしてみてください!
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