「生パスタを美味しく作るコツ」ひと味違うお店の味をお家で出す方法。
お家でパスタを作っても「余り美味しく出来ない」と言う方に向けて記事を書いています。今回は乾麺とは一味違う、もちもち食感の生パスタを使います。
☑生パスタを美味しく仕上げるポイントをイタリアン歴15年の僕がお話します。
一番のポイント、それは茹で汁です。皆さんはパスタを茹でる時、お鍋にお湯を沸かしますよね。そのお湯が実はとっても重要なんです。
結論からお伝えします。
☑お湯の塩分濃度がパスタの味を決める。
パスタを作りながら、フライパンでパスタを和えつつ「お塩」を振って味を整えていませんか? いくら塩を振っても「味が決まらない」という経験は有りませんか?
☑塩加減は茹で汁で決める。
【ポイント①】茹で汁は塩を入れ、しっかり味見をしてください。丁度良い塩分「お味噌汁」くらいの塩分になるまで調整してください。この塩加減で8割パスタの仕上がりが決まります。
しょっぱ過ぎても薄すぎても、パスタの仕上がりに塩加減が直接影響します。
☑味の決まるパスタソースの作り方。
オイルソース、トマトソース、クリームソースどのパスタでも基本は同じです。今回はベーコンのトマトソースパスタでざっくりご説明します。※一人前パスタ120グラムの場合。
- オリーブオイルを適量。
- ベーコンを炒める。
- 焦げ目がついたら、
- ニンニクを炒める(先にニンニクをいれると焦げます)。
- ※白ワイン適量(フライパン2周くらい。無くても可)
- トマトソースお玉3杯入れる。
- 鷹の爪少々(煮つめず直ぐ茹で汁を加える)
- ★茹で汁をお玉1杯入れる。
- ソースを混ぜて少し煮詰める。
- 最後にバター少々(お好みで)
★茹で汁をベースソースに加える。これで味が決まります。
後は茹で上がったパスタを和えて完成です。調理中に塩を振る事は有りません。茹で汁でパスタにしっかり塩が入るのと、ソースは茹で汁の塩分で塩加減(茹で汁の味見の時の)は決まってます。
味がブレる時は茹で汁が既に振れている時です。ソースを少し煮詰めるのもポイントです。シャパシャパではパスタにソースが絡みません。お勧めのトマト缶はモンテベッロのダイスカット「スピガドーロ」。とっても濃いトマトソースで全然水っぽさがないのでお勧めです。
※別の記事で「美味しいトマトソースの作り方」も是非読んでみてください!
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☑隠し味
僕は化学調味料を余り使いたくないので、味にパンチを効かせたい時や、ひと味加えたいときに「アンチョビ」を良く使います(特にオイルソースのパスタ)。また、醤油を少し加えたり、ベルセの濃縮ダシなども使います。ダシ系を加えると更に旨味が増します。お好みで試して見てください。
☑オススメの無添加 グルテンフリー スパゲッティー
もっちもちの食感と食べごたえのある歯ごたえ、米粉独特の風味が新しい美味しさ、健康面でも効果が期待出来る他の生パスタとは全く違う1品になるスパゲッティーです。お勧めです!
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