必須ミネラル、栄養補給を大事に考え手作り料理でミネラルを意識したいと思っている方に向けて書いています。シンプルに1つのポイントだけをお話します。
結論から言います。たった一つのポイント!! 野菜は皮を剥くカットするところから!
パック野菜やカット野菜など一回分の量でミックスして店頭に並ぶ野菜はやっぱり便利です。それを選ばずに野菜の皮剥くところから調理を進めるのは覚悟が入ります。
スーパーに置いてある「カット野菜」や「冷凍野菜」は作っている工場で既にミネラルを茹でこぼしています。せっかく手作り調理したカレーも野菜のミネラルは初めから入っていません(ほとんど)。ミネラルの含まれないカレーの完成です。
なぜミネラル不足になるのかを理解する。
元々の食材にミネラルが少ししか入っていなければ、それを体内で消化吸収する時に体内のミネラルを使ってしまう。お腹は満たしても内容はスカスカ。体はミネラル不足になります。ミネラル不足は色々な要因を引き起こすと考えられています。
- コンビニ弁当
- 冷凍食品
- カット野菜
上記に共通する事として、効率•生産性を考えた専門の工場で専門の業者が、いかに安く安定して「見た目」「味」「品質」等をメインに考え作られているのか、という事を考えてみます。ほとんどの場合、栄養の事までは考えられていないのが現実です。
「使われる野菜」例えばニンジンで考えてみると…
色•形が揃わずばらつきがあると困ります。O-157の様な菌も怖い。だからしっかり表面を洗い(削れる)、窯でしっかり茹でこぼします。ミネラルは水に溶けやす性質。しっかり茹でこぼす事によって野菜に含まれるミネラルは溶け出し食べる人には届きません。ミネラル豊富なのはその工場の下水管の中にいる微生物たちと言うことになってしまいます。残念・・・
コンビニ弁当•冷凍食品、これらに使われる野菜はほとんどが茹でこぼされていると考えていいです。いつまでも見た目は綺麗ですが、栄養の無い ただの食物繊維を食べることに繋なります。
スーパーで売っている「カット野菜」も同じことになります。ミネラルは茹でこぼされ、カットサラダは色が変色しては売れないのでいつまでもシャキシャキで青々を保つ処理(薬品に漬ける•洗う)が施されます。
人が消化吸収するのに「ミネラル」が必要。
食物にはミネラルが含まれているのが本来普通なので、それを消化吸収するのが自然です。しかし、食材に含まれるミネラルが少ないと、それを消化吸収するのに元々体内にあるミネラル(貯金ミネラル)を使わないければ消化吸収出来ません。消化に体内にあったミネラルを使ってしまうと、身体はミネラル不足で腹が減る。腹が減る→食べちゃう→太るという構図。
ミネラルの摂取アップの1つの方法まとめ。
昨今すべてを完璧にこなすのは容易では無いと思っています。簡単に出来そうな事、続けられそうなことそれは、「カット野菜を」「冷凍野菜」を避けるという事です。
野菜は皮を剥く、カットする所から調理する。
便利なカット野菜で調理したお味噌汁と、野菜を切る所から調理したお味噌汁、どちらがミネラル豊富なのかなんとなく理解でると思います。それだけでもミネラルたっぷりで元気になれる気がしてきます。
煮物やカレーを時短するのでは無く、切るところから始めた野菜を使って、ミネラルを意識した調理をするだけで目には見えないミネラルの効果が期待できます。「ミネラルの茹でこぼし」の事実は眼からウロコです。
筆者がお薦めする、中戸川さんの食育セミナー。内容がとても面白くとても為になります。この記事では伝え切れない「添加物」の話も目からウロコです。興味がある方は必見です。
コメント